嶋田漁業部は、しじみ漁のシーズンは、漁と農業のダブルヘッダーです。夏はしじみシーズンまっさかり。僕も夏バテにはかなり気を付けています。もちろん、飲み物もしっかり考えていますよ。
そこで、この記事では夏バテ対策になる飲み物をご紹介。疲れを感じるときや、これから頑張りたいときに買って飲んでみてくださいね。
夏バテ対策になる水分のとり方も解説します。ぜひ参考にしてみてください。
目次
夏バテ対策におすすめの飲み物
夏バテ対策におすすめの飲み物は5つあります。
- ミネラルウォーター・水道水
- オレンジジュース
- アセロラジュース
- トマトジュース
- 甘酒
ひとつひとつ早速見ていきましょう。
ミネラルウォーター・水道水
夏バテ予防は「お水」が基本。熱中症などの体調不良にならないためにも、積極的に水分補給したいものです。
ミネラルウォーターに含まれるミネラルは疲労感の改善に効果的。ミネラルの成分であるナトリウムやマグネシウムなどは、身体の機能維持や調節に必要不可欠な栄養素です。
ミネラルウォーターの中でも、硬水と呼ばれる硬度120mg/L以上の水はナトリウムやマグネシウムが豊富で、腸内環境の改善や肌トラブルの改善の効果も期待できます。
また、水道水にもミネラルは含まれるため、水はとりやすい方法であればOK。夏場は汗で水分やミネラルが排出されてしまうため、まずはこまめに水分をとるように心がけましょう。
オレンジジュース
オレンジジュースには、クエン酸が豊富に含まれます。クエン酸には疲れの元である乳酸を分解する働きがあり、筋肉疲労の回復に効果的。おいしいだけじゃなくて、身体にも嬉しい飲み物です。
しかし、オレンジジュースには糖分が含まれているのが多いため、飲み過ぎには注意しましょう。
アセロラジュース
アセロラジュースのアセロラは「ビタミンCの王様」と呼ばれるほど、たくさんのビタミンCを含む果実。強い抗酸化作用があるアントシアニンやポリフェノールも豊富で、日差しが強いこの時期に飲みたいジュースです。
疲労回復にはもちろん、肌の美容にも嬉しい飲み物です。スーパーやコンビニでも手軽に手に入れることができます。
トマトジュース
トマトはたくさんの栄養素が含まれていることで有名な野菜です。
トマトの栄養素といえば、リコピン。リコピンの抗酸化作用はβカロテンの2倍、ビタミンEの100倍とも言われています。
外を歩くだけで体が疲れてくる夏場だからこそトマトジュースを飲んで、夏バテに負けないようにしましょう。
甘酒
疲労回復や免疫力アップなど、美容や健康への効果・効能で知られる甘酒は、実は夏バテ対策にもぴったりの飲み物。
麹から作られる甘酒には、ブドウ糖や必須アミノ酸、ビタミンB、食物繊維などが豊富に含まれており、その栄養価の高さから「飲む点滴」とも言われています。
甘酒といえば初詣のイメージから冬の飲み物だと思われがちですが、歴史的には、夏の風物詩として飲まれていた飲み物なんです。
暑気払いとして古くから親しまれてきた甘酒を、夏バテ対策に飲んでみてもいいかもしれませんね。
夏バテを防ぐ水分のとり方
暑さが厳しい夏を乗り切るためには、適切な水分摂取が欠かせません。ここでは、夏バテを防ぐ「正しい水分のとり方」をご紹介します。
冷たい飲み物のとりすぎに注意する
夏はついつい冷えた飲み物が飲みたくなりますよね。氷がたっぷり入ったアイスコーヒーやアイスティー、ビールなどは、どれも暑い日にぴったりです。
しかし、冷たい飲み物や食べ物はとりすぎないように注意しなければなりません。冷たいものをとりすぎると胃腸の働きが弱まってしまい、腹痛・下痢・消化不良などの原因にもなってしまいます。
内臓が冷えることによって夏バテが悪化してしまうこともあるため、冷たいものはほどほどにして、なるべく常温に近い水をこまめにとるようにしましょう。
水は1日2リットルが目安
水は1日2リットルを目安にとるのが理想的。生理学のガイドラインによると、一般成人は1日で約2300mlの水分を排出しているそう。
食べ物からも水分は摂取できているため、水分補給は1日2リットルを目安に、仕事中や食事中などもこまめに行うようにしましょう。
お茶やコーヒーは水分にカウントしない
お茶やコーヒーに含まれるカフェインには、利尿作用があり、身体の水分が失われてしまいます。お水とお茶・コーヒーは分けて考え、水分摂取は「お水」を飲んだ量をカウントしましょう。
カフェインが多い飲み物はとりすぎにも気をつけましょう。
お酒を飲むときは同じ量の水を飲む
お茶やコーヒーと同様、アルコールにも利尿作用があります。お酒だけを飲んでいると身体の水分がどんどん使われ、脱水症状になってしまうこともあるそう。
アルコールの分解には水が必要なため、お酒を飲む時はチェイサーとして同じ量の水を飲むようにしましょう。こまめに水を飲むことで、お酒の飲みすぎが防げて、二日酔いもしにくくなります。
朝起きたらコップ1杯の水を飲む
朝目が覚めたら、必ずコップ1杯の水を飲むようにしましょう。
朝一番に水を飲むことで、胃腸が目覚め、消化の準備が促されます。体内に水分が取り込まれると、交換神経が優位になり、血流がよくなって体温も上昇します。
気持ちの良い1日のスタートには、1杯のお水が欠かせませんね!
無理に飲みすぎないことも大切
夏バテ予防として水分をとることは重要ですが、無理に飲みすぎると、かえって不調の原因となってしまいます。漢方でいう「水滞」という体質の方で、水分が身体に溜まってしまうことで不調になってしまうこともあるそう。
身体の水分は適度に排出してあげることも大切です。軽い散歩やランニング、ストレッチなどを行って身体の筋肉を動かし、発汗を促すように心がけましょう。
まとめ
この記事では、夏バテ対策になる飲み物と、夏バテを防ぐ水分のとり方をご紹介しました。まとめると以下のようになります。
- ミネラルウォーター・水道水
- オレンジジュース
- アセロラジュース
- トマトジュース
- 甘酒
- 冷たい飲み物のとりすぎに注意する
- 水は1日2リットルが目安
- お茶やコーヒーは水分にカウントしない
- お酒を飲むときは同じ量の水を飲む
- 朝起きたらコップ1杯の水を飲む
- 無理に飲みすぎないことも大切
暑さが厳しい夏の時期。まずはコップ1杯のお水をこまめに飲むようにしてみましょう。この記事で説明した「正しい水分のとり方」を参考に、夏バテしない身体をつくっていきましょう。
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あらためまして、嶋田一生と申します。自他共に認める「しじみバカ」で、網走湖で五代続くしじみ漁師をやっています。 しじみバカがつくった、しじみ粥。“バカ”って、まっすぐなエネルギーに満ちた言葉だと思うのです。 僕は毎日、燃えています。故郷の網走でとれたしじみが世界一なんだって、世界中の人たちに自慢したい。情熱とバカは紙一重……どころか、まったく一緒だと思うんです。 『しじみ粥』を作ったのは、僕のしじみへの情熱とエネルギーを、なんとかしてみなさんにお届けしたかったから。「世の中にはこんなバカもいるんだな」と、笑ってほしかったから。そして、『しじみ粥』を食べた人も、プレゼントした人も、日本を元気にする“バカ”になってほしかったから。 どうかみなさんも、『しじみ粥』で、一緒にバカになってください!元気があればなんでもできる!バカになればなんでもやれる!