肝臓の働きをサポートするオルニチンという成分。お酒好きの方のお供として好まれるだけでなく、疲労感を防ぐための成分として注目を集めています。
そんなオルニチンですが、過剰摂取によって副作用が起きてしまうこともあります。
そこで今回は、オルニチンの副作用について詳しく解説します。
オルニチンの効果や副作用の原因、摂取目安量など、現在オルニチンを摂っている方や、これから取り入れていきたいと考えている方は必見の内容です!
目次
オルニチンとはどんな成分?
「オルニチン」というアミノ酸は、肝臓で大事な役割を果たす成分です。私たちの食事や体内に微量含まれ、肝臓の働きを助けます。「遊離アミノ酸」として血液を巡り、肝臓では有害なアンモニアを解毒する役割があります。
摂取すると腸から吸収され、肝臓内の「オルニチンサイクル」でアンモニアを無害化。この機能のおかげで、体に必要なエネルギーを生み出しやすくなり、疲労回復にも役立ちます。
- 成長ホルモンの分泌促進
- 疲労回復
- 睡眠・目覚めの改善
- 肝機能の改善
オルニチンが多く含まれる食材
オルニチンが多く含まれる食材として、下の3つがあります。
- しじみ
- ぶなしめじ
- キハダマグロ
オルニチンは、しじみに多く含まれていることは有名ですが、他にもきのこや肉、魚にも含まれています。
簡単に作れるレシピなどもあります。こちらも見てみて下さいね。
そもそもオルニチンは副作用が起きづらい
そもそも、オルニチンを摂ることによって副作用は起きづらいとされています。理由は以下の通りです。
- 体内に元々ある物質だから
- 食べ物に含まれる量が少ないため
- オルニチンが体内に蓄えられないため
オルニチンは体内に元々存在していて、血液中を循環しています。肝臓は常に働いておりオルニチンが使われ続けるため、量が過剰になることは起きづらいのです。
また、食べ物に含まれるオルニチンの量は少量と言われていて、摂りすぎになることはめったにありません!
余分となったオルニチンは体外に排出されてしまうため、余ってしまうという状態も起きづらいようです。
つまり、オルニチンは副作用を気にせず、たくさん摂っても大丈夫。オルニチンの嬉しい効果を感じるためにも、食事を工夫してオルニチンを摂ることを心がけたいですね!
オルニチンを摂りすぎると腹痛や下痢につながることも
オルニチンは副作用が起きづらい成分ですが、サプリメントの過剰摂取などによって起きてしまうこともあります。
サプリメントは栄養素や成分を凝縮したもの。もし過剰に摂取されれば胃腸に負担がかかり、胃痛が起こってしまう可能性があります。
オルニチンのようなアミノ酸は吸収が早く、分解の必要がありません。そのため口に入ると、直接腸まで届けられるようになっています。
アミノ酸が濃い状態だと、それを薄めようと腸に多くの水分が運ばれます。その水分を排出しようとした結果、下痢も起きてしまうのです。
オルニチンの副作用が起きる原因
オルニチンの副作用は食事によって起こることは考えづらく、サプリメントによるものだと考えられます。
- サプリメントの摂りすぎ
- 他のアミノ酸系のサプリと併用することで過剰摂取が起きる
サプリメントの摂りすぎ
サプリメントは、食べ物よりも多量のオルニチンが含まれていることがほとんど。そのため、目安の摂取量をオーバーしやすく、副作用が生じやすくなります。
オルニチンの1日の摂取目安量は約400〜800mg程度です。
多く摂取したからといってオルニチンの効果が高まるわけではないため、適切な量を心がけるようにしましょう。
他のアミノ酸系のサプリと併用することで過剰摂取が起きる
オルニチンはアミノ酸に分類されます。アルギニンやグリシン、テアニンをはじめとするアミノ酸系サプリと併用することで、アミノ酸の過剰摂取につながることもあります。
アミノ酸の過剰摂取は、肝臓や腎臓への負担につながり、疲労感や消化不良などの不調が起きてしまうこともあります。
サプリメントを併用して摂取する際は、成分の重複や摂りすぎに十分注意しましょう。
まとめ
この記事では、オルニチンの副作用について解説しました。まとめると、以下のようになります。
- オルニチンの副作用は胃痛や下痢など
- オルニチンそのものによる副作用は起きづらい
- オルニチンによる副作用はサプリメントの摂りすぎの可能性が高い
- オルニチンの成人摂取目安量は400〜800mg程度
安心してオルニチンを摂るためにも、目安の摂取量を守り、上手にサプリメントを摂っていきたいものです。
オルニチンは、食材からでも十分に補うことができる栄養価です。栄養豊富な食生活を心がけ、食事を通してオルニチンを摂ることを心がけてみましょう!
そしてしじみ漁師兼シジミバカの嶋田としては、しじみをもっとたくさんの方に食べて欲しいと願っているところです。(笑)
しじみを食べたり飲んだりすると、元気になる感じがしませんか?
実はしじみはオルニチン以外にも栄養豊富なスーパーフードとも言われています。
全国のお酒マンの皆様はもちろんのこと、全国の老若男女の皆様のお口に届いてほしい。
シジミの効能としてはご存じの方も多いと思いますが、やっぱり肝臓を労ってくれる。この効能は現代を生き抜く皆様にはとても必要な存在だと思うのです。
そしてなんと、それだけではなく、心も労ってくれるらしいのです。
人を優しい気持ちにさせてくれる効能もあるらしいのです。
※嶋田調べ
あらためまして、嶋田一生と申します。自他共に認める「しじみバカ」で、網走湖で五代続くしじみ漁師をやっています。
しじみバカがつくった、しじみ粥。“バカ”って、まっすぐなエネルギーに満ちた言葉だと思うのです。
僕は毎日、燃えています。故郷の網走でとれたしじみが世界一なんだって、世界中の人たちに自慢したい。情熱とバカは紙一重……どころか、まったく一緒だと思うんです。
『しじみ粥』を作ったのは、僕のしじみへの情熱とエネルギーを、なんとかしてみなさんにお届けしたかったから。「世の中にはこんなバカもいるんだな」と、笑ってほしかったから。そして、『しじみ粥』を食べた人も、プレゼントした人も、日本を元気にする“バカ”になってほしかったから。
どうかみなさんも、『しじみ粥』で、一緒にバカになってください!元気があればなんでもできる!バカになればなんでもやれる!
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