何気なく食べているお粥。あなたが食べているお粥のほとんどが、五倍粥(全粥)だって知っていますか?
実は、お粥には種類があります。そこで今回は、そもそもお粥とは何か?お粥の種類や作り方を大公開!
冷蔵庫にあるもので簡単にアレンジできる方法も紹介しているので、ぜひご覧ください。
それでは早速みていきましょう。
目次
お粥とはどんな食べ物なのか
お粥とは、一般的にお米を多めの水で柔らかく煮た料理のことです。お水の割合を変えることで、全粥、七分粥などの種類に分かれることが特徴。
また、アレンジも豊富で梅干しや鮭、たまご粥などを食べた方も多いのではないでしょうか。
余談ですが、本来お粥は豆類や芋類などを水で煮る調理方法であり、お米以外のお粥もあります。
お粥の種類
ここではお粥の種類について紹介します。大きく一般的に食べられているお粥の種類は以下の通り。
- 五倍粥(全粥)
- 七倍粥(七分粥)
- 十倍粥(五分粥)
- 二十粥(三分粥)
https://delishkitchen.tv/articles/1410
このうち、一般的に食べられるお粥は「五倍粥(全粥)」です。その他は離乳食や病院食として出ることが多く、噛む力や内臓が弱っている時にいたわってくれるお粥になります。
五倍粥(全粥)
生米:水=100g:500cc
ご飯:水=150g:300cc
全粥は一般的に食べられるお粥であり、お米の形を保ちながら食べやすいことが特徴です。
七倍粥(七分粥)
- 生米:水=70g:500cc
- ご飯:水=100g:300cc
十倍粥(五分粥)
- 生米:水=50g:500cc
- ご飯:水=100g:400cc
五分粥は離乳食や病院食として出ることも多いお粥です。
二十粥(三分粥)
- 生米:水=20g:400cc
- ご飯:水=50g:400cc
ここまでで、水の量を変えることでお粥の種類が分かれることがわかりました。では次に、作り方の基本を見ていきましょう。
簡単!お粥の作り方の基本
お粥の作り方は意外とシンプルです。作り方を見てみましょう。
- 米をといで鍋に入れる
- 分量の水を入れる
- 中火で加熱し、表面が白く煮たってきたら混ぜ合わせる
- 沸騰したら弱火にし、箸一本分あけて蓋をする
- 生米なら20〜30分、炊き上がったご飯なら5〜10分待って完成
こうして基本となるお粥が出来上がります。ここに一手間加えてアレンジです。
冷蔵庫にあるものでOK!お粥のアレンジレシピ
ここでは、日常で食べられるお粥のアレンジを紹介します。
中華風粥
たまご粥にアクセントとして、鶏がらスープを入れるだけで、中華風の味わいに変化します。市販のたまご粥に混ぜてもできるため、今回紹介する中でもお手軽なレシピの一つ。忙しい時にもオススメです。
しじみ粥
二日酔いの日や、シーフードを食べたい気分の時はしじみ粥がオススメ。一般的に食卓で目にすることは少ないと思いますが、これが意外と合うんです。しじみバカに騙されたと思ってぜひ一度お試しあれ!
トマトとささみのリゾット風粥
トマトとささみ、そして粉チーズと塩(ハーブソルトならなお良し)を入れて煮込むだけで、リゾット風のお粥の出来上がりです。お粥と言うと薄めの味のイメージがありますが、日常で楽しむならこういったアレンジもオススメです。
まとめ
今回はお粥についてお話しさせていただきました。体調が悪い時や二日酔いの時など、いざという時に助けてくれるお粥。日常生活でも味変しながら楽しんでください♪
最後にポイントを振り返りましょう。
- お粥とは、一般的にお米を多めの水で柔らかく煮た料理のこと
- 日常で食べるのは五倍粥(全粥)
- 七倍粥(七分粥)〜二十粥(三分粥)は離乳食、病院食などで食べることが多い
- 冷蔵庫にあるもので簡単にアレンジできる
今回の記事の他にも、お粥と雑炊の違いなど、お粥に関する記事も公開しています。あわせてご覧ください。
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