Warning: Undefined variable $class in /home/cygnus/shijimibaka.com/public_html/blog/wp-content/themes/shijimibaka-blog/header.php on line 34
class="post-template-default single single-post postid-846 single-format-standard">

しじみはどこにいる?日本で採れるしじみの主な産地と種類を紹介

しじみの特徴 しじみはどこにいる?日本で採れるしじみの主な産地と種類を紹介

しじみはスーパーでも手軽に手に入れられる食材ですが、せっかくならしじみの産地で採れたおいしいしじみを食べてみたいものですよね。

そこで今回は北海道網走湖でしじみ漁業をメインに行っている嶋田漁業部が、日本で採れるしじみの主な産地と種類をご紹介します。

しじみはどこに生息しているの?日本の主な産地を紹介

しじみはどこに生息しているの?日本の主な産地を紹介

汽水性の生物であるしじみは、海水と淡水が混じり合う水域である汽水域に生息しています。

日本三大しじみといえば、島根県や青森県、茨城県ですが、実はしじみは北海道でも採れる貝なのです。ここでは、日本で採れる主な産地をご紹介します。

島根県:宍道湖(しんじこ)

島根県の宍道湖は、斐伊川の淡水と日本海の海水を含む汽水湖です。ここで採れるしじみの種類はヤマトシジミで、粒が大きいことで有名。宍道湖で採れるしじみは、全国のしじみ漁獲量の4割以上を占めています。

青森県:十三湖(じゅうさんこ)と小川原湖(おがわらこ)

青森県にある十三湖と小川原湖は、満潮のときに海水が流入してくる汽水湖です。この2つの湖で採れるしじみはどちらもヤマトシジミで、十三湖のしじみは色が濃くて艶があり、小川原湖のしじみは15mm以上の大粒だといわれています。

茨城県:涸沼(ひぬま)

茨城県にある涸沼は、太平洋からの大量の海水が流れ込む汽水湖です。この湖で採れるしじみもヤマトシジミで、大きい粒だと500円玉ほどのサイズになることでも知られています。ぷりっとした食感と濃厚な味わいが特徴です。

北海道:網走湖(あばしりこ)

北海道にある網走湖は、網走川を通じてオホーツク海と結ばれている汽水湖です。この湖で採れるしじみもヤマトシジミで、大きい粒の中に身がぎゅっと詰まっているのが特徴。しじみの濃厚なエキスが凝縮されています。

しじみはいつ採れる?

しじみの収穫時期については、産地によって異なるのが特徴です。網走湖の場合は、5月から10月までの時期を主要漁期としています。

一方、宍道湖では3月から12月までを漁期としているのだとか。このようにしじみは産地によっての気候条件の違いなどにより収穫時期が異なるため、一概にいつだとは言えないのが現状です。

日本で採れるしじみの種類は?

日本で採れるしじみの種類は?

前述した日本を代表する産地の多くはヤマトシジミが採れるようですが、日本で採れるしじみはヤマトシジミだけなのでしょうか。ここでは、ヤマトシジミを含めた日本で採れるしじみの種類を簡単に解説します。

ヤマトシジミ

ヤマトシジミは、日本で一番多く採れる種類のしじみです。扇形の貝の形をしており、殻頂部に厚みがあるのが特徴。

マシジミ

マシジミは、絶滅危惧2類に登録されているしじみです。栗のような形をしていて、貝の色は褐色のような色合いとなっています。

セタシジミ

セタシジミは、滋賀県の琵琶湖水系にしか生息していない希少性の高いしじみです。比較的厚みがあり、ぷっくりとした貝となっています。

網走湖のしじみは大きいだけじゃない!

数あるしじみの産地の中でも、特に網走湖で採れるしじみは本州で採れるものと比べても大きいことで有名です。

その理由は、網走湖では漁獲量を制限してしじみ漁業を行っていることにあります。網走湖ではまず、どれくらいのしじみが生息し、漁獲できるしじみの割合などを調査しているのです。調査した結果をもとに、年間で何トンのしじみを漁獲してよいかという指標を決めます。

また、漁獲サイズにも制限を設け、網走湖では殻長が23mm以上あるしじみのみを出荷するという仕組みを確立。そのため、万が一23mm未満のしじみを採ってしまった場合は必ず湖に戻すようにしています。

漁獲をする際に採りすぎてしまうことのないようにしっかりとした資源管理を行うことで、大きく、天然の旨味成分がたっぷりと詰まったしじみをお届けできているのです。

大きいしじみを活かして完成したのが「八月のしじみ粥」

大きいしじみを活かして完成したのが「八月のしじみ粥」

網走湖で採れる大粒のしじみを活かして完成したのが、「八月のしじみ粥」という商品です。

8月というしじみが一番おいしい時期に採れたしじみを贅沢に使ったお粥で、しじみエキスの風味を最大限に引き出すために化学調味料は一切使っていません。味付けは、シンプルな塩味のみ。

温めて混ぜるだけの手軽に調理できる「八月のしじみ粥」を食べて、しじみの旨味を堪能してみませんか。

▶贈答用にも人気です!

人気の理由を知る

まとめ

日本のしじみの主な産地は以下のとおりです。

日本のしじみの主な産地
  • 島根県:宍道湖
  • 青森県:十三湖と小川原湖
  • 茨城県:涸沼
  • 北海道:網走湖

日本で採れるしじみにはヤマトシジミやマシジミ、セタシジミなどがありますが、この中で最も多く採れるのはヤマトシジミです。とはいえ、同じ種類のしじみであっても、大きさや味はそれぞれの産地によって異なります。

お好みの大きさやサイズ感の気になるしじみを見つけたら、迷わずお取り寄せしてみてはいかがでしょうか。その中でも、特に網走湖のしじみは特大サイズなので食べごたえもたっぷりで、おすすめです。

この他にも、嶋田漁業部のブログではしじみの特徴に迫ったテーマの記事を多数掲載しています。気になる方はチェックしてみてくださいね。

しじみの特徴 一覧 | 嶋田漁業部
ページTOPへ戻る