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網走湖はどんな観光スポット?魅力・名産品・アクセス方法を地元漁師が紹介

網走湖の話 網走湖はどんな観光スポット?魅力・名産品・アクセス方法を地元漁師が紹介

約1万年前まで海の一部だった網走湖は、1958年(昭和33年)に国立公園に準ずる国定公園に指定されました。実は網走湖は、暑寒別天売焼尻に続く道内で2番目の歴史を持つ由緒ある湖なんです。

周囲39.2㎞の網走湖は、季節によってさまざまな魅力や楽しみ方があります。カヌー、ボート、わかさぎ釣りなどのアクティビティをはじめ、海水と真水がまざりあう珍しい「汽水湖」であることから、しじみ、シラウオ、スジエビなどの美味しい水産資源が豊富です。オオハクチョウやアオサギといった野鳥の群れも圧巻に一言。

ちなみに僕は網走湖のしじみは世界一だと思っています!365日しじみのことばかり考えているしじみバカがいうんだから間違いない(笑)

しじみ漁師が自慢したい、網走湖の素晴らしさ。今回はその魅力の一部をみなさんにお伝えしたいなと思います。

網走湖の魅力

網走湖の最大の特徴は、汽水湖と呼ばれる海水と淡水が入り混じった湖であることです。網走の北東にあるオホーツク海から流れてきた海水と、湖の淡水が絶妙なバランスで混ざり合い、しじみなどの生物が生きていける環境になっています。

また、北海道で獲れるしじみの約9割は網走湖産のしじみであり、全国的に見ても珍しくしじみ漁が安定している湖になります。

網走湖の観光名所

キャンプ場

網走湖の湖畔ではキャンプを楽しむことができます。北海道の雄大な自然に包まれながら飲むコーヒーは格別ですよ。海鮮市場で刺身を買い、ゆったりとした時間を過ごしながら贅沢な海鮮丼を食べるなんてことも。たまりません。

網走湖湖畔温泉

網走湖の湖畔には「ホテル網走湖荘」という大きなホテルがあります。その中にある大浴場は天然温泉であり、3種類の内風呂と、露天風呂、そしてサウナが楽しめる大きなお風呂となっています。もちろん日帰り入浴も可能!

事前予約をすれば、網走湖を見ながら入ることができる展望家族風呂もありますので、網走に来られる際にはご予約されてみるといかがでしょう?

ボート場

網走湖は直線往復距離にしてなんと20km!ボート場を訪れる人は、ゆったりとデートを楽しむカップルから、ロングトレーニングとして取り入れる方など様々な人が楽しめる場所でもあります。

更に詳しい網走湖の魅力は、以下の記事で季節毎に紹介しています。併せてご覧ください。

季節ごとの網走湖の魅力

網走湖の春

走湖の春はアオサギとしじみ

3月の流氷が去ると、生命の息吹が網走湖の自然を満たします。湖畔にはミズバショウなどの野草が百花繚乱に咲き乱れ、春たけなわの美しい景観に。美しい自然林は、日本でも指折りのアオサギの営巣地です。

そしてなんといっても、春はしじみの第一シーズン!まだ冷たさの残る春風を身体いっぱいに受けながら、僕たち漁師はボートを駆りだします。極寒の網走の冬を生き延びたしじみは、身がぎゅぎゅっと締まっていて、強い甘味があります。網走湖のしじみでしか味わえない食べ応えです。

網走湖の夏

網走湖の夏はキャンプ、シラウオ、そしてやっぱりしじみ!

草木や山の緑が力強く色づく夏は、網走湖が一年の中で最もエネルギーに溢れるシーズン。湖畔でキャンプを楽しむ家族や、湖にカヌーやボートを浮かべてアクティビティを満喫している人々の光景は、網走湖の風物詩です。

夏の終わり頃には、シラウオ漁がはじまります。新鮮であればあるほど身体が透き通って美しいシラウオは非常に繊細で、なかなか市場に出回らない貴重な魚です。近年では網走湖でも獲れにくくなっていますが、機会があればぜひ獲れたて新鮮のシラウオを食べてみてくださいね。

そしてそして……網走湖の夏は、これまたしじみのシーズンとなっています(笑)

7~8月のしじみはちょうど産卵期を迎えているため、養分がたっぷり。旨味が非常に濃厚で、食感も抜群。網走湖のしじみのなかでも極上品なんです!このシーズンに網走湖のしじみを一度食べたなら、もう病みつきになってしまうかも?

網走湖の秋

網走湖の秋を告げる紅葉とスジエビ

色とりどりの紅葉が網走湖の錦を飾る秋。燃えるような赤に染まった夕暮れどきの野山は、網走湖をよく知る地元民でさえも思わず息をのんでしまいます。

賑わいだ夏が過ぎると、少しだけ網走湖にも寂しさを感じてしまう秋の季節ですが、この時期にも網走湖の風物詩があります。それがスジエビ(カワエビ)。小ぶりな身に、“エビエビしい”味がぎっしり詰まっているのがスジエビの特徴です。塩水でボイルして食べるとたまらない!

近年では漁獲量が減少傾向にありますが、それでも網走湖の秋を象徴する魅力ある資源です。このシーズンに訪れた際は、ぜひご賞味あれ。

網走湖の冬

網走湖の冬はダイナミックな季節!?

北海道オホーツク地方にもやがて冬がやってきます。氷に閉ざされた一面の湖は、まるで別世界。網走湖のもうひとつの顔がそこにはあります。

冬のシーズン、漁師の愛馬はすでにボートではありません。カラフルなウェアをまとった僕たちはスノーモービルを駆り、肺まで凍ってしまいそうな冷たい空気を胸いっぱいに吸い込みながら、分厚い氷の下に潜んでいるエモノを探します。その手にはチェーンソー。これが網走湖の冬を告げる風物詩です。そう、冬はワカサギシーズンの到来なんです。

網走湖の冬はダイナミックな季節!?

観光で冬の網走湖に来るのもオツなものですよ。ロケーションも申し分ありません。ぜひワカサギ釣りを楽しんでみてください。

網走湖の冬はダイナミックな季節!?

網走湖の美味しい名産品

しじみ

網走湖と言えば、なんと言ってもしじみ!

すみません、しじみバカとしては一番に紹介せずにはいられなかったんです(笑)網走湖のしじみが美味しいことは科学的にも証明されています。気になる方は以下の記事をチェックしてみてください。

ワカサギ

冬の網走湖では、ワカサギ釣りもレジャーとして楽しまれています。寒い中素揚げにしたアツアツのワカサギを食べるのは最高ですよ!

シラウオ

全国的にもあまり漁獲されておらず、珍しい魚である「シラウオ」も網走湖の名産品です。透明な姿が特徴的で、お造りやかき揚げ、お寿司など様々な場面で登場します!ちなみに、似た名前の「シロウオ」はハゼの仲間なので別物です、ご注意を。

網走湖のアクセス方法

JR網走駅から網走湖へ行く

JR網走駅から車で約21分かかります。網走駅の付近にレンタカー屋さんがあります。

空港を経由して網走湖へ行く

オホーツク紋別空港

ケース①羽田空港➡オホーツク紋別空港➡網走湖

ケース②札幌丘珠空港➡オホーツク紋別空港➡網走湖

オホーツク紋別空港から網走湖まで車で約2時間かかります。

女満別空港

ケース①羽田空港➡女満別空港➡網走湖
ケース②成田空港➡女満別空港➡網走湖
ケース③大阪空港➡女満別空港➡網走湖
ケース④関西国際空港➡女満別空港➡網走湖
ケース⑤札幌丘珠空港➡女満別空港➡網走湖
ケース⑥中部国際空港➡女満別空港➡網走湖
ケース⑦新千歳空港➡女満別空港➡網走湖

女満別空港から網走湖まで車で約18分。かなり行きやすいのでおすすめルートです!

根室中標津空港

ケース①新千歳空港➡根室中標津空港➡網走湖

ケース②羽田空港➡根室中標津空港➡網走湖

根室中標津空港から網走湖まで車で約2時間かかります。

たんちょう釧路空港

ケース①羽田空港➡たんちょう釧路空港➡網走湖
ケース②札幌丘珠空港➡たんちょう釧路空港➡網走湖
ケース③新千歳空港➡たんちょう釧路空港➡網走湖

たんちょう釧路空港から網走湖まで車で約2時間30分かかります。

さいごに:国産しじみ日本一の漁獲を誇る網走湖

今回は、網走湖を観光スポットとしてご紹介しました。少しでも網走湖に興味を持っていただければ幸いです。

僕は網走湖で五代続くしじみ漁師をやっています。自他共に認める「しじみバカ」で、日本の食文化を縄文時代から支えてきたしじみを後世に伝えるべく、日々活動しています。

みなさん、日本のしじみが現在では希少な水産資源であることをご存じでしたか?スーパーに流通して一般的に手に入るしじみのほとんどが輸入品で、国産しじみを簡単に手に入れることが難しくなっています。

しじみは、実はすごく水質に敏感な生き物なんです。珍しい環境でしか育たないため、生産のコントロールが難しいといわれています。

しじみの味噌汁を口にしたときの「っあ~~!」と思わず漏れるあの美味しさ。しじみを味わう感性は、何万年もの時を経て僕たち日本人が受け継いできたDNAのおかげかもしれません。

そんな日本の「しじみ文化」を、後世に伝えていく。それこそが、僕の使命だと思っています。この記事を通じて、一人でも多くの方が、しじみの現状について知っていただければ、とてもうれしいです。

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