2021 11月 | 嶋田漁業部 -しじみバカ、網走湖にあり。-

わかさぎ漁始めてます

朝晩の冷え込みも厳しさを見せてきた網走湖。

肩をつぼませながら仕事場へ向かうシジミバカ。

船のエンジンをかけ、あたりを見回す。

出航。

バカスイッチON。

ついさっきまで寒さでこわばっていた顔も走り出すと気づけばほころんでいる。

ワクワクとドキドキが程よく混じり合った何とも言えない感情が隠しきれない。

仕掛けてある漁場へ着く直前の心境は大好きな恋人に会う寸前の感覚にも似ている。

いるかな。

いたっ。

おはよう!

皆んないい顔してる。

今シーズンもよろしくね!

わかさぎちゃん。

New商品開発

商品開発プロジェクトから半年、雪が溶け始める頃に始まったしじみ新商品開発プロジェクト。

もうすでに次の雪の季節が訪れようとしています。

この半年間あらためてしじみと向き合ってきましたが新たな発見に心を躍らせているしじみバカです。

しじみ漁師の息子として生まれ育ち、小さな頃からしじみのある人生を歩んできました。

だからこそ、今になって当たり前に目の前にあるしじみと向き合って、更にワクワクさせてくれるシジミという存在はもはや、かの名作バスケ漫画

「桜木花道」

そしてそれを育てる私は、かの名監督

「安西先生」

こんなに伸び代のある子を手元に置いて育てることの出来る喜び。

「道楽」

そうなのかもしれない。あくまで仕事、だがその仕事でワクワクできる。

自分の手のかけ方でどんどん頭角を表してくれる選手。

この上ない喜びだ。

僕は今は文明の力を借り、科学的視点からもしじみの良さを研究しています。

おそらく今まで誰もそこまで調べようとしなかったであろうところまで。

おそらく今まで誰もそこまで興味をしめさなかったであろうところまで。

大丈夫だシジミたち

「君たちは強い」

なんの話し?